さてさて今日はPTホノルルの感想として、これまたメタについて考えていきたいと思います。

 まず全体的な感想として、非常に良い意味でメタが固まってなかったといえます。オルゾフが流行るだろうとは思ってたのですが、オルゾフだけでここまで多種多様にカードが異なるとは思いもしませんでした。はっきり言って、どれが正解だったなどと、議論するだけ無駄に感じました。

 しかし、その中でも異彩を放ち、なお且つベスト8に2人を送り込んだ「ハウリングオウル」は一つの正解であると言ってよいでしょう。

 ラヴニカ以前、これに似たようなデッキが流行りました。鉱山や三日月の神で大量にドローし、相手には疲労困憊、明日の標などを半恒久的に使用し相手をロックしていきます。当時は「ターボ・ロイ」といわれることが多かったと思います。

 それは青単でしたが、今回は青赤です。突然の衝撃などがエンドカードになっているようです。

 使用人数は割りと多かったですが、レシピはやはりばらつきがありましたね。
 フィニッシャーとなる黒檀の梟の根付を4枚ガッツり使用している場合もあれば、幻の漂いを投入し、変成からメインに1枚だけ入れた血染めの月をサーチするなどのおしゃれなギミックを搭載しているバージョンもありました。

 バウンスを多く使用しているのでコントロール系にはとにかく強いです。そのぶんビートダウン系にはやたらと脆い面もありますが、非常に面白い動きをするということで人気が出たのでしょう。実際強いと思いますよ。

 そのため、オルゾフはビート系こそベスト8に2人送り込みましたが、コントロールタイプは大方食われてしまったようです。
結局優勝はステロでしたが、だいぶ尖った構成だったようですね。

 その他にも書ききれないほどのデッキがありました。オリジナリティ溢れるデッキもたくさんありました。ほんとに面白い環境だと思いますよ今は。

 ・・・ただ、ハウリングオウルに勝てるデッキも同時に開発していかなくてはなりました。

次のグラコロでは流行るのかなぁ〜。

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