新環境へ 〜コントロール編〜
2007年2月11日少々日数が空いてしまいましたが、コントロールの考察もしていきます。
プレナーカオスでプレイヤーに最も衝撃を与えたカードといったら《滅び》だろう。これにより、生物たちはさらに生命の危機にさらされることとなる。例えば青黒などのパーミッションデッキが、昔は生物たちに押し切られていたところをあっさりリセットできるのだ。うーん素敵。
その他にもコントロールを強化するカードが目白押し・・・?かも。果たして。
トロン
現環境のなかでもかなりのバリエーションを誇るのがウルザトロンデッキ。大量のマナからパワーカードの連打というスタイル。トーナメントでよくみるのは、青白、青黒、青赤などの青を基調としたタイプだが、最近は青白辺りがメジャーか。
フィニッシャーには《ヴェズーヴァの多相の戦士》と《塩水の精霊》を使用し、その補助に《テフェリー》が搭載されている。
だが、《神秘の指導》を使い倒せるという点では青黒が流行りそうである。まず、青黒には前述の《滅び》を投入できる。これにより生物デッキへの勝率は格段に上がる。次に、《迫害》の搭載も見込める。これならば相手が遅めのデッキであったとしてもけん制していくことが出来る。
青からは、《永劫の年代史家》、《ヴェナーリアの微光》が面白そうだ。前者はマナさえあればアップキープに追加のドローをもたらしてくれるし、後者はインスタントタイミングで相手の計画を邪魔できるので安心して自分のターンに動くことが出来る。
ともあれ、テフェリーありきのデッキなので、新環境では《突然の死》に注意が必要だ、と思う。
ソーラーフレア、トリコロール
根強い人気と安定感を誇るデッキ。印鑑でマナを伸ばしてパワーカードを連打するのはトロンに似たようなところがあるが、多色化している分多様なスペルを使用でき、トロンよりも小回りがきくのが特徴だ。
ソーラーフレアは青白黒、トリコロール青白赤。まずフレアだが、墓地を対象に取るクローンこと《影武者》はスペースが空けば使いたいカードだ。しかし、《根絶》の登場により墓地利用は少々難しくなってしまった。墓地に頼りすぎた構成はあとで後悔するかも。
トリコロールは結構な数のバリエーションがあり、火力重視のもの、リアニスペルを搭載したもの、ランデスに特化したものなどなど・・・そんなトリコロールは環境に合わせて上手く組むことが大切だ。ただ、どんなタイプにするにせよ《壊滅させるものヌーマット》が活躍しそうである。
これまでのトリコロールはアタッカー兼ブロッカーの《稲妻の天使》を使用しているが、それに続くマナ域の生物がいきなり8マナのヘルカイトやアクローマになってしまっていたのだ。6マナ、7マナ域の生物がないため、どうしても動きがぎこちなくなってしまうときがあったのだが、ヌーマットならば6マナ域にすんなり入るし能力も非常に強力だ。除去が豊富な環境だが、逆に言えば除去できなければエンドのカードなのだ。
新環境ではどのように姿を変えるのだろうか。
パーミッション
現環境でのパーミッションというと変異クリーチャーを大量に用いた青黒系のパーミッションがある。
テフェリーを主軸に変異クリーチャーで場を上手くコントロールし、最終的には塩水ロックに持っていく。
このデッキも《滅び》の恩恵を十分に受けられそうだ。
メタによっては《模る寄生》使われそうだ。
結局のところテフェリーゲーになりそうなので《突然の死》とかは積んどくべきかな。
ロックス
マナバランスによって様々な形があるのがロックス。
白黒タッチ緑だったり、緑のマナ加速を中心に白黒の優良カードを搭載したりと組み方は人それぞれだと思う。
が、プレナーカオス後は緑中心に組んだパターンがオススメかも。理由は《調和》の登場。《ファイレクシアの闘技場》と違いすぐさまカードが引けるのでアドバンテージは明確に取りやすい。もちろんアリーナも強いけど。
更に今までは生物対策に《神の怒り》が入っていたが、迫害と一緒に使うと4ターン目くらいに白白黒黒のマナをそろえたりしなければならず、マナトラブルに陥ることが多かった。しかし滅びを搭載できればマナトラブルも多少緩和されるだろう。
個人的には《収穫するものテネブ》がお気に入り。
こんなところですかね。
いやー考察って疲れるね。
次回はコンボデッキを紹介して終了でっす。
プレナーカオスでプレイヤーに最も衝撃を与えたカードといったら《滅び》だろう。これにより、生物たちはさらに生命の危機にさらされることとなる。例えば青黒などのパーミッションデッキが、昔は生物たちに押し切られていたところをあっさりリセットできるのだ。うーん素敵。
その他にもコントロールを強化するカードが目白押し・・・?かも。果たして。
トロン
現環境のなかでもかなりのバリエーションを誇るのがウルザトロンデッキ。大量のマナからパワーカードの連打というスタイル。トーナメントでよくみるのは、青白、青黒、青赤などの青を基調としたタイプだが、最近は青白辺りがメジャーか。
フィニッシャーには《ヴェズーヴァの多相の戦士》と《塩水の精霊》を使用し、その補助に《テフェリー》が搭載されている。
だが、《神秘の指導》を使い倒せるという点では青黒が流行りそうである。まず、青黒には前述の《滅び》を投入できる。これにより生物デッキへの勝率は格段に上がる。次に、《迫害》の搭載も見込める。これならば相手が遅めのデッキであったとしてもけん制していくことが出来る。
青からは、《永劫の年代史家》、《ヴェナーリアの微光》が面白そうだ。前者はマナさえあればアップキープに追加のドローをもたらしてくれるし、後者はインスタントタイミングで相手の計画を邪魔できるので安心して自分のターンに動くことが出来る。
ともあれ、テフェリーありきのデッキなので、新環境では《突然の死》に注意が必要だ、と思う。
ソーラーフレア、トリコロール
根強い人気と安定感を誇るデッキ。印鑑でマナを伸ばしてパワーカードを連打するのはトロンに似たようなところがあるが、多色化している分多様なスペルを使用でき、トロンよりも小回りがきくのが特徴だ。
ソーラーフレアは青白黒、トリコロール青白赤。まずフレアだが、墓地を対象に取るクローンこと《影武者》はスペースが空けば使いたいカードだ。しかし、《根絶》の登場により墓地利用は少々難しくなってしまった。墓地に頼りすぎた構成はあとで後悔するかも。
トリコロールは結構な数のバリエーションがあり、火力重視のもの、リアニスペルを搭載したもの、ランデスに特化したものなどなど・・・そんなトリコロールは環境に合わせて上手く組むことが大切だ。ただ、どんなタイプにするにせよ《壊滅させるものヌーマット》が活躍しそうである。
これまでのトリコロールはアタッカー兼ブロッカーの《稲妻の天使》を使用しているが、それに続くマナ域の生物がいきなり8マナのヘルカイトやアクローマになってしまっていたのだ。6マナ、7マナ域の生物がないため、どうしても動きがぎこちなくなってしまうときがあったのだが、ヌーマットならば6マナ域にすんなり入るし能力も非常に強力だ。除去が豊富な環境だが、逆に言えば除去できなければエンドのカードなのだ。
新環境ではどのように姿を変えるのだろうか。
パーミッション
現環境でのパーミッションというと変異クリーチャーを大量に用いた青黒系のパーミッションがある。
テフェリーを主軸に変異クリーチャーで場を上手くコントロールし、最終的には塩水ロックに持っていく。
このデッキも《滅び》の恩恵を十分に受けられそうだ。
メタによっては《模る寄生》使われそうだ。
結局のところテフェリーゲーになりそうなので《突然の死》とかは積んどくべきかな。
ロックス
マナバランスによって様々な形があるのがロックス。
白黒タッチ緑だったり、緑のマナ加速を中心に白黒の優良カードを搭載したりと組み方は人それぞれだと思う。
が、プレナーカオス後は緑中心に組んだパターンがオススメかも。理由は《調和》の登場。《ファイレクシアの闘技場》と違いすぐさまカードが引けるのでアドバンテージは明確に取りやすい。もちろんアリーナも強いけど。
更に今までは生物対策に《神の怒り》が入っていたが、迫害と一緒に使うと4ターン目くらいに白白黒黒のマナをそろえたりしなければならず、マナトラブルに陥ることが多かった。しかし滅びを搭載できればマナトラブルも多少緩和されるだろう。
個人的には《収穫するものテネブ》がお気に入り。
こんなところですかね。
いやー考察って疲れるね。
次回はコンボデッキを紹介して終了でっす。
コメント