中部予選の結果を見た感想をば。

ここにきてまたトリコロールの人気が出てきたようですね。
未来予知から得たものは少ないですが、やはり安定性があるようです。

GP京都まで話は遡りますが、京都ではそれまで一大勢力だったボロスが、《硫黄の精霊》の登場で駆逐され始めました。《硫黄の精霊》を使えると同時に影響を受けないビートダウンデッキとして、グルールの人気が出てきたわけです。(イゼットロンも使用してましたが)

 結果、ボロスは完全に負け組みになり、グルールはかなりの人数を2日目に進めました。

 しかし、そのグルールに耐性があるのがトリコロールだったわけです。

 トリコはまず、印鑑によるブーストからのパワーカード連打という動き方ですが、《稲妻の螺旋》や《稲妻の天使》によって同系統のフレアに比べ小回りが利くため、グルールのスピードに対してもついていくことが可能です。
 また、トロン相手にも最近人気が上昇している《永劫の年代史家》、《砕岩を喰うもの》、《爆裂+破綻》を投入することで耐性がついています。
 さらに、白を使用しているため、相手にこの2大待機カードを使われても《永遠からの引き抜き》で対処することが可能です。依然グルール系統のデッキも流行っており、丸く広い受けによって再びトリコが出てきたのでしょう。

 ともあれ、3色デッキであるため、《月の大魔術師》の登場で多少は被害を被った形となりました。一口にトリコといってもかなりのバリエーションがあるのも事実です。メタにあわせたカード選択も重要になってくるでしょう。
 

 予選はまだ始まったばかり。今後どのように推移していくでしょうか。

コメント

TKコング
TKコング
2007年6月5日20:33

メタの参考になりました。
トリコの台頭ですか…。なかなか面白かったです。
今後のメタゲームの推移に期待ですね。

…仙台本当に何で出るかな?

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