マジックのフレーバーテキストに興味を持ったのは今に始まったことではありません。ゲームには基本的に関係のないテキストですが、カードのイメージを強烈に印象付けるものであったり、機知に富んでいたり、ストーリーの重要な部分が描かれていたりでホントに奥が深い。

普段はカードの能力のテキストだけ見て、このカードは強い弱いと評価しているところですが、なんてことはない普通のコモンでもフレーバーが秀逸だとなんだか嬉しくなりますね。

フレーバーにはマジックの色の特徴も反映されています。例えば赤ならゴブリンのバカさ加減を面白おかしく語っていたり、青なら難しい謎かけや、カウンター呪文を表すようなニヒルでクールな文面が並びます。

また、日本語のフレーバーと英語のフレーバーを見比べると「こうやって訳してるんだなぁ」と翻訳家の方の意図が見え隠れして面白いです。

最近は《地平線の梢》のフレーバーが凄く味わい深いことに気がついた。割愛しますが、サクる前に是非呼んでみてください。

あと、シンプルかつ笑えるのが《せっかち》。カードの効果はちょっと残念ですが、とりあえず落ち着けと言いたい。

マジックのカードの人気というのは能力やイラストに大きく左右されますが、フレーバーにも大きな役割があるんだということを意識してマジックを楽しんでいきたいなと思う今日この頃です。

最後にイーブンタイドで気に入ったフレーバーを一つ紹介。

《炎の突き》

「火は消えたな。もう大丈夫だろう」 −節くれ幹

死亡フラグですね。わかります。

コメント

nophoto
mishima
2008年7月23日10:25

シャドウムーアだと、キスキンの扇動者なんかキスキンらしくて良いですよ。

kappy
kappy
2008年7月23日14:36

mishima君>やっぱりカードや世界観について深く触れられるのはフレーバーあってだと思います。フレーバー大全集みたいなムックが出たらなー。

nophoto
mishima
2008年7月23日18:11

フレーバー大全集いいですね。
発売したら絶対に買いますね♪

小説だと、結構地味なカードも登場してたりしてビックリな時もありますよ。

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